子どもたちには五感で感じる体験を
私たちの生活には便利が溢れています。
炊飯も洗濯もボタン一つで自動です。
不自由を感じる事があまりありません。
便利だという事も忘れるほどです。
いつでもどこでも手軽に
動画を見る事が出来たり、
分からない事は簡単にネットで解決、
冒険のスリルもバーチャルで体験できる
時代です。
どんどん便利になっていく世の中。
でも便利になった、と感じているのは
大人だけで、子どもたちは、
生まれた時から便利な物に囲まれて、
「当たり前」になっているのです。
こんな現代だからこそ、
幼少期に、五感で実感する体験が
重要だと思います。
紙は水に濡れると破けやすくなること、
粘土は触るとひんやりして気持ちいい、
モチーフのお花が枯れていくこと・・・。
木とガラスは扱う時の力加減が違うこと。
理屈ではなく、体で感じる経験が
とても重要です。
実際に自分の目で見て、
手で触って、
時には失敗して
「体得した感覚」が、
人生が始まったばかりの子どもたちには、
まず必要だと感じています!